リゾートバイト

words&photos: あま

 

 

すっかり梅雨です。

気圧の変化が激しく、頭痛薬が手放せない日々です。

毎日、今日こそは仕事休むもん!と決断しかけながら、朝の支度をしています。

雨の日も暑い日も増え、しっかりと長い時間岩登りをするのも大変な時期になってきました。

 

そんな中、やっと、、、!

屋久島に待望のジムができました!!!

 

 

屋久島に来てから岩登りばかりで、

1年くらい継続的にやっていた筋トレとストレッチをなんやかんややらなくなってました。

これを機に再開しようと思います、、、!

 

さて今回は、私が屋久島で住むための手段として使った、リゾートバイトについてお話ししようと思います。

 

リゾートバイトとは、

 

観光地の住み込みフルタイムのバイト。

家賃や光熱費などが基本的にタダ。

働く土地へ引っ越す時の交通費は数万円上限の補助がもらえたりする。

契約期間は2-3ヶ月で延長が可能なことが多い。

働く地域はその名の通り観光が盛んな地域が多い。

宿関係のお仕事がほとんど、リラクゼーション系や自然系のガイドっぽいもの、夜職系のお仕事も少しあるっぽい。

お休みの日は結構少ない。

 

全部私調べ、大体そんな感じです。

 

自分がやりたい生活ができそうな条件が揃っているのが屋久島かなあ、、、

旅行ではなく実際の生活からいきなり始めたいなあ、、、

でも、僻地で一から家や職を探すのは大変だしなあ、、、

全くクライミングに関係しないお仕事してみたいなあ、、、

 

なんてことを思いながら、

そんなに肌に合わなかったら、すぐどこが違う土地に移ればいいや、くらいの心持ちで

リゾートバイトを始めました。

 

私はホテルのレストランのホール業務の配属で雇ってもらいました。

月休みが5〜8日くらい、

働く時間は、

朝食5:30〜10:30、

夕食16:30〜22:00で、

朝食夕食どちらも入ったり、どちらかだけ入ったり。

 

ビュッフェ形式でまあとにかくずっと忙しい。

本当に忙しい。

営業中はずっと頭も体も動かすマルチタスクの権化みたいなお仕事でした。

そして月の半分以上が4時半起き。

冬は星を眺めながら出勤。

街灯も少ない中、慣れないローファーを履いて時間ギリギリで小走り通勤をしていたら、すっ転んでスマホを壊したりなんてこともありました。

 

 

大変なことばかりではなく自分に好都合なことも。

なんと言っても魅力は中抜けの休み時間。

日中6時間も自由な時間があり、秋冬の雨の少ない時期は元気さえあれば、岩に行き放題で本当に天国のような日々でした。

 

また、家賃、光熱費、駐車場代が全てかからないので、正社員で働いていた時よりもお金が貯まりました。

 

そして、リゾートバイトをホテル業にしてみようと思ったきっかけは、クライミングや登山に全く関係ないお仕事を一度してみたいと思ったからです。

というのも、クライミングを始めてから、学生時代のジムでのバイト、前職の登山用品店と、周囲にクライミングを全く知らない方のいる環境がほぼなかったからです。

 

いつも話のネタが、

 

あのライン辛いよね〜とか

あのカチやばいよね〜とか

あの岩かっこいいよね〜とか

あのシューズが、あのギアが〜とか

 

自分の好きな話題ばっかりで視野が狭くなりそうだなあと感じていたからです。

もちろん興味のある話ばかりだったし、共通言語の多い方たちと話をするのはいつもただただとても楽しいけど、そればっかりになっていっている気がするのがなんだかちょっと嫌だったからです。

 

全くクライミングを知らない方たちの中で、私のまだ知らない世界や見てこなかった世界を少し見てみたいなあという気持ちがあり、この仕事を選びました。

 

私と同じ雇用形態で働いている同僚は、

いろんな土地を転々としながら自由に暮らしている方が多く、屋久島に来た理由もさまざま、年齢や性別もさまざま、バックグラウンドもさまざまでした。

土地柄なのか、屋久島のリゾートバイトは3,40代の方が多く落ち着いている印象。

27歳の私が1番年下という時期も長くありました。

移住先を探しながら働いているという方も多かったです。

人生のお兄さん、お姉さん方が自由にイキイキとしている姿は本当に素敵で、ああ私もこのまま自分のやりたいことに忠実でいたいなあと強く感じました。

 

クライミングのことに全く触れず、浅い話も深い話もできる友人もできました。

クライマー以外の交友関係なんてとても久しぶりな感じがしてすごく嬉しいです。

 

そんなこんなで、忙しなくも楽しかったリゾートバイトも来月で契約終了することに。

 

というのも、5月の1ヶ月間は良いご縁が重なり、7月からのお仕事の内定をいただいたり、素敵な平屋一軒家をお借りできることになったり、いろんなことがトントン拍子に決まりました。これを機にしばらく屋久島にちゃんと腰を据えることを決心しました。

 

 

やりたいことをその場で決めていく生活がとても楽しい!

 

新しい生活のことはまたおいおい。

 

 

 

words&photos  あま

沖縄、琉球石灰岩育ち。某登山用品店で勤めたのち、2025年末より屋久島に移住。
コーヒーは深煎り、お香は白檀が好き。
現在けん玉を練習中。